函館女性センター 函館市女性センターは女性の福祉の増進や教養の向上、男女共同参画社会実現のための推進拠点です。

「人の意思や気持ちを尊重する社会」目指して…

「損か得か」か?

「結婚はリスクが高いので損だ」という考え方が若い人の間で語られていて、急速に「非婚化」が進んでいるという噂を聞きました。

 

人間は、損得勘定によって動く生き物だと言われますが、どちらかというと「得をする」より「損をする」と感じる時に行動を起こしやすいのだそうです。「得をする」というのは今よりも良い状態、「損をする」のは逆に今より悪い状態です。「得をする」と感じた時に動けば今より良い状態になるけれど、動かなくても今より悪くはなりません。しかし、「損をする」と思った時に動かなければ今より悪い状態になるので、それを避けるために行動を起こすのでしょう。 

 

つまり、結婚をしていない人が、結婚は「損をする」と感じて、今より悪い状態になるのを避け、結婚しないという行動をとった結果が「非婚化」を進めているということなのですね。 この理屈からすると、少子化対策として非婚化を食い止めたいのなら「結婚は得だ」と思わせるより、「結婚しないと損だ」と思わせたほうが効果が高いということです。 

 

しかしながら、個人的には、損とか得とかで結婚を決めるのではなく、結婚を選んだそれぞれのカップルが、お互いに納得のいく暮らしの形を話し合って、リスクより楽しみを数えながら暮らしていけたらいいなと願います。

函館男女共同参画メールマガジン「HAKODATE☆かがやきネット57号」(平成25年1月31日発行)より

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