函館女性センター 函館市女性センターは女性の福祉の増進や教養の向上、男女共同参画社会実現のための推進拠点です。

「人の意思や気持ちを尊重する社会」目指して…

目からうろこ

お坊さんが運営する「坊主バー」というのが日本各地で流行っているようです。

そこでは、お坊さんがカクテルを作ったり、お客さんの愚痴を聞いて話し相手になり、さりげないアドバイスなどをすることもあると言います。

 

あるお客(Aさん)が「会社にムカつく上司がいるんです。」と愚痴を始めました。黙って話を聞いていると、その上司(Bさん)が、わざと意地悪なことや嫌がらせをしたりするわけではなく、Bさんの物の言い方や行動がAさんにとって気に入らないというような内容でした。

 

一連の話を聞いた後、「そこにいるのは、『ムカつく上司』ではなく、『上司にムカつく自分』なのではありませんか?」とお坊さんに言われて、Aさんは、ハッとしました。まさに目からうろこが落ちる思いをしたそうです。

 

腹を立てているのは自分だったこと。上司が自分の思うような人ではないから腹を立てていたこと。ということは、自分は物事が自分の思い通りになるなどと大それたことを思っていたのだろうかという反省。このことがきっかけで、Aさんは物の見方を少しだけ変えることができたそうです。

 

人はみな自然現象に対しては思い通りにならなくてもあきらめることができるものです。「人」は「自然」と同じで思い通りにならないものだということをいつでも心に留めておくと腹を立てることも少なくなるのではないでしょうか。

函館男女共同参画メールマガジン「HAKODATE☆かがやきネット76号」(平成26年5月31日発行)より

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