平成27年12月1日より施行された「北海道飲酒運転の根絶に関する条例」では、7月13日を「飲酒運転根絶の日」と制定し、「飲酒運転をしない、させない、許さない」社会の実現に向けての施策を実施することとしています。
これは、北海道内で飲酒運転による交通事故が続いていたことと、平成26年に海水浴帰りの3人の女性が亡くなった「小樽飲酒ひき逃げ事件」が起きたのが7月13日だったことからこの日に決まったそうです。
平成28年の7月13日には、北海道内14か所で飲酒運転ゼロを目指す決起大会が行われ、その模様がテレビでもニュースで流れていました。その中のインタビューで、「一人ひとりが、自分だけは飲酒運転をしないと決めれば撲滅は可能です。」というような男性のコメントがありました。
以前、このコーナーで筆者も書きましたが、このことは、いじめや暴力にも通じることです。一人ひとりが、「自分だけは、いじめをしない」「自分だけは、暴力を振るわない」と決めて実行すれば、いじめや暴力の撲滅も不可能ではないはず…。ニュースの男性のコメントを聞いて、改めて感じたことでした。
HAKODATE☆かがやきネット106号 ★☆★☆ 平成28年7月30日発行 より