作家である著者の同棲~結婚生活をとおし、「男性」という、自分とは
違う生き物と、なんとか折り合いをつけながら、うまくやっていこうと
模索、格闘する日々の暮らしの記録です。
「男は家事を3倍にするモンスターである」 「もっとも近しき者が
もっとも雑な扱いを受けやすい」 「日本の女性は世界でいちばん可哀
想」「夫は役立たずの代名詞である」などなど。
目次のタイトルを見ただけでも、世の妻たちが「うん!うん!」と頷
き、同調しながら読み進める光景が目に浮かぶ著書ですが、各章のおし
まいには、「男(かれし)のいいぶん」として、男性側のいいわけ(?)
も挟み込んでいるので、男性を理解する材料の一つに。男女共同参画社会
(家庭)推進の一助にぜひ一読をおすすめします!
●山内マリコ /著 ●株式会社 マガジンハウス/発行