「私だって看取れる」
徳永 進 著
いい日、お見送りそれぞれのお別れ
誰もが過緊張になり、後悔するものだ。
心にプログラムされた「あり得ない死」を受け止めること、死を迎える場所、死を迎えるとき、家族がサポートできるあれこれ、死に向かうときの身体の変化とその対応、看取ったあとの後悔と
それを抱えて生きること、などについて語り尽くす。自らの祖母、両親、従兄の看取りの体験についても率直に語る。誰もが過緊張になり、後悔するものだーー。 さまざまな状況と想いが入り乱れ、ノウハウには落とし込めない看取りの心、往診も行う19床の小さなホスピスの医師が83のエピサードを紡ぎだす。