「まちあるき探検隊⑧」
トワイライトコース
7月20日(土)
講師 田村 昌弘氏
「十字街」から市電に乗り「大町」で下車。わずか2つ先の電停でしたが、久しぶりの電車でなんか楽しい
常盤坂を上り、大黒商店街を抜け、姿見坂へ。この辺りは蔵造の建物が多く何とも趣のある通り
千歳坂上に「鯨族供養塔」があります。供養塔は食用や油の採取を目的に捕らえられた鯨を供養するために全国各地に点在していますが、函館の「鯨族供養塔」は捕鯨船の元船長兼砲手である個人天野太輔氏が、これまでに捕獲した鯨の供養のため、自費のほか漁業会社や捕鯨会社の賛助を受けて1957年建立されました。今でも年に一度「鯨族供養祭」が執り行われています。
ポプラの葉がハート型だという事実、函館独特の黄色い消火栓の説明などを聞きながら、夕日の時刻を計算してたどり着いた眺めの良い場所でしたが、残念ながら雲
に邪魔され日の入りを見ることができませんでした・・・・が、車の移動では通れない小道や階段、味わえない、まちのにおいを感じ、新しい発見もたくさんできました
田村先生4回に渡り興味深い話をたくさんありがとうございました
次年度も4回予定しています。
函館に住み着いて〇十年「黄色い消火栓」をずう~っと不思議に感じてた一人です。他都市は赤ですよね~。
函館は昭和9年の函館大火を契機に防火用整備を始め、この消火栓は昭和12年から使用された歴史を持つ。当時、国内に防火水道整備事業の参考になる年がなかったためアメリカに派遣したり、欧米のカタログから形や大きさが検討されたとのこと・・・・・納得!!スッキリ