男女共同参画週間

男女共同参画週間

本日6月23日(金)から6月29日(木)は「男女共同参画週間」です。

平成11年の6月23日に「男女共同参画社会基本法」が施行されてから、24年が経ちました。

今年のキャッチフレーズは「無くそう思い込み、守ろう個性 みんなでつくる、みんなの未来。」

先日発表された、世界経済フォーラム(WEF)の「Global Gender Gap Report 2023」によると、日本のジェンダーギャップ指数によるジェンダー平等度ランキングは、146か国中125位で、過去最低の記録だったそうです。

特に政治の分野によるジェンダーギャップ指数は、世界最低クラスの138位で、世界的にみるとまだまだ格差は埋まっていません。


「令和5年版男女共同参画白書」によると、近年、主に若い世代が理想とする生き方は変化してきているそうです。まさにこの令和の時代は、「男性は仕事」「女性は家庭」といった「昭和モデル」から、全ての人が希望に応じて、家庭でも仕事でも活躍できる社会である「令和モデル」に切り替える転換期と言えるでしょう。

家事や育児等について、女性では年代が高い方が、男性では年代が低い方が「自分が率先してするべきことである」と回答する割合が大きく、50代~60代は男女差が大きいのに対し、20代~30代はほとんど男女差がないことも、価値観の変化を表しているとも受け取れます。

女性センターでも、男性を対象とした料理教室や、相談事業も行っておりますので、「令和モデル」を実現するためにも、ぜひたくさんのご参加をお待ちしております。


内閣府男女共同参画局「令和5年度 男女共同参画白書」はこちら